韓国大統領府の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官による在米韓国大使館実習生の韓国系女性へのセクハラ事件について、ワシントンDCの警察当局がまとめた捜査報告書は、性犯罪のうち、1000ドル以下の罰金、または6か月の拘留刑に処する軽犯罪に分類しているということです。
韓国とアメリカが結んでいる犯罪人引渡し条約では、容疑者の身柄を引き渡すには、1年以上の懲役またはそれ以上の重刑で処罰できる容疑者に限られています。
一方、アメリカ国務省は、現地時間の10日、アメリカ政府は事件に関係していないとする姿勢を示し、尹昶重報道官が、警察への届出が出された直後に急きょ単独で帰国する際、アメリカ政府との間でなんらかの協議があったのではないかとする観測を打ち消しました。
韓国の聯合ニュースがアメリカ国務省に送ったEメールによる質問に対して、国務省スポークスマン室はメールで回答してきました。それによりますと、「アメリカ国務省は今回の事件とは全く関係がない。詳しいことは韓国政府やワシントンDCの警察当局に問い合わせてほしい」としています。