2016年から段階的に導入されることになった60歳定年制について、20代から30代の若い世代で、5人のうち4人が賛成しているという調査結果が示されました。
この調査は、就職関連ポータルサイト「サラムイン」が今月10日までの4日間、全国の20代から30代の男女1700人を対象に行ったものです。
それによりますと、60歳定年制の導入について、賛成と答えたのは78%で、5人中4人が支持していることがわかりました。
これに対して、定年の延長で自らも恩恵を受けることになるだろうと答えたのは、半分の50%にとどまり、ほぼ70%が定年の延長より若年層の雇用問題を優先して改善すべきであると答えています。
韓国では、定年を60歳に延長する、雇用上年齢差別禁止および高齢者雇用促進法の改正案が先月30日に国会本会議で成立し、2016年から段階的に実施されることになっています。