韓国では、賃貸住宅に住む世帯は、およそ4年おきに引越していて、世帯主になって初めてマイホームを購入するまでの期間は平均8年であることがわかりました。
国土交通部が去年行なった調査によりますと、持ち家の場合、平均居住期間が12.5年なのに対し、賃貸住宅に住む世帯の居住年数は、平均4.2年と、持ち家の場合のほぼ3分の1の短さで、およそ4年おきに引越しをしています。
また、結婚などで世帯主になってから初めてマイホームを購入するまでの期間は平均8年で、その68%と3分の2の世帯がいわゆるマンションとなっています。
今後2年以内に住宅を購入して引越しを計画している世帯では、平均2億6300万ウォン、およそ2350万円、賃貸住宅への引越の場合は、1億2200万ウォン、およそ1100万円を経費として見込んでいました。
一方、住居についての意識調査では、73%と4人に3人が「必ずマイホームを購入する」と答えていますが、景気低迷の影響もあって2年前の2010年に比べ11ポイント減っています。