大手移動通信事業者との価格競争を通して、通信料金の引き下げを図ろうと、韓国では、今年9月から、自社の通信回線網を持たない事業者の代理店として、郵便局が携帯電話の販売ができるようになります。
これは、未来創造科学部が14日に発表したもので、自社の通信回線網を持たない事業者の携帯市場を活性化させるとともに、既存の大手事業者との競争を誘導し、かさむ一方の通信費を少しでも抑えようというものです。
計画では、全国各地にある郵便局が自社の通信網を持たない事業者の代理店として携帯電話を販売できるようにし、消費者がより容易に購入できるようにするほか、大手事業者の回線の借用料金を音声で22%、データでは48%引き下げるとしています。
また、大手事業者の加入費について、今年第3四半期中に40%引き下げ、2015年末までに加入費を廃止するとしています。