韓国では、5月の第3月曜日が「成年の日」です。
この日にあわせて、全国各地で成年になったことを祝う行事が行なわれます。
このうち、ソウルの江南区では15日、今年成年となった中から50人を招き、伝統の成年式を体験する行事が行なわれます。
男性は「カッ」と呼ばれる冠(かんむり)を頭につける「冠礼(クァンレ)」の儀式、女性は髪を結い上げてかんざしをさす「ケレ」という儀式が行なわれ、酒と茶の飲み方を教わる「醮礼(チョレ)」という儀式も行います。
韓国の「成年の日」は、祝日ではありませんが、1973年に記念日に指定され、全国の自治体で関連行事が行われます。