従軍慰安婦の被害者2人を含む関係者が17日から日本を訪問し、集会に参加して当時の様子を伝えることになりました。
韓国挺身隊問題対策協議会は15日、ソウル市内の日本大使館前で記者会見し、安倍首相や日本維新の会の橋下共同代表らの発言は歴史を歪曲するものだとして、「日本軍慰安婦被害者の2人が17日から来月2日までの日程で日本を訪れて各地の集会に参加し、当時の様子を伝えることになった」と述べました。
2人の被害者は、福山、沖縄、広島、岡山、大阪、奈良、東京の7か所で開かれる集会に参加する予定です。
被害者の2人は、「日本政府が正式に謝罪する日がきっとくる。日本の政治家が歴史を歪曲する発言を繰り返しているのは、自らの過ちを世界に広く知らせることだ」と指摘しました。
また、韓国挺身隊問題対策協議会の関係者は「日本政府は被害者に正式に謝罪し、賠償しなければならない。未来の世代に正しい歴史を教えて再発防止に努めるべきだ」と話しています。