韓国では、結婚年齢が年々遅くなってきていて、定職を持たないまま結婚する人の割合が去年男女ともに過去最低となっています。
統計庁が16日にまとめたところによりますと、去年、定職を持たないまま結婚した男性はおよそ1万9000人で、前の年に比べて2.6%減少しました。
全体の結婚件数に占める割合は、2008年の7%近くから、去年は5%台にまで落ち込んでいて、統計を取り始めて以来、最も低くなっています。
また、去年無職のままで結婚した女性は12万8000人あまりと、前の年に比べて9%近くも減り、全体に占める割合は39%と、男性と同じく、統計を取り始めて以来最も低くなっています。
これは、初婚年齢が去年は男性で32.1歳、女性で29.4歳と年々遅くなってきていて、経済的条件が整っていない状態では結婚しにくい傾向が強まっているためとみられています。