誕生したばかりの赤ちゃんが何歳まで生きるかを予測する「平均期待寿命」で、韓国人は去年81歳となり、WHO=世界保健機関に加盟する194か国中17番目に長くなっています。
WHOが15日まとめたところによりますと、2011年に生まれた子どもを基準に予測した韓国人の期待寿命は、男性が77歳、女性が84歳で、平均81歳となっています。
これは、1990年に比べて9歳延びていて、WHOに加盟する194か国中、17番目に長いということです。
期待寿命が最も長いのは、日本人とスイス人、サンマリノ人で、いずれも83歳で、
北韓の平均期待寿命は69歳となっていて、世界平均を下回っています。
WHO加盟国の平均寿命は70歳で、1990年の64歳に比べて6歳延びていて、WHOではこの10年間で子どもの死亡率が大幅に低下し、人口の多い中国とインドの保健状態が改善したことなどが平均寿命の延長につながっているとみています。