いわゆる旧日本軍慰安婦2人が日本維新の会の橋下共同代表に申し入れていた24日の面会について、 橋下代表の謝罪パフォーマンスに参加することになるとして中止しました。
これは、慰安婦問題の解決に取り組む韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が24日明らかにしたものです。
それによりますと、日本の都市を巡回して自身の経験を伝えている80代の元慰安婦、金福童（キム・ボクドン）さんと吉元玉（キル・ウォンオク）さんは、24日午前橋下共同代表に面会を申し入れていましたが、「橋下氏の謝罪パフォーマンスに参加する気はない」として、面会を中止したということです。2人は、「橋下氏が謝罪のパフォーマンスを準備しているとの話を複数の日本人記者から聞いた」としてうえで、「自らの発言がアジアや国連、アメリカ国務省・議会などから批判を受けたから橋下氏が自らを救済するために作ったシナリオだ」と指摘したということです。
さらに、2人は、「橋下氏はこれまでの妄言を撤回し、公式に謝罪すべきで、自らの過ちに対する責任を取って、政界を引退することを望む」と述べました。