韓国では、出産年齢が高齢化しているのに伴って、消化器系や循環器系などの「先天異常」の発生率が高くなっていることがわかりました。
国民健康保険公団のまとめによりますと、2011年に精神的、肉体的な先天異常で診療を受けた0歳児は3万2000人あまりとなっていて、2005年の1万3000人に比べて、7年間で2.5倍に増えています。
また、先天異常を種類別にみてみますと、口腔、食道、小腸などの消化管系の異常が31%とほぼ3分の1を占めて最も多く、次いで心臓などの循環器系の異常がほぼ24%、骨や筋肉などの異常が17%などとなっています。
これについて、 国民健康保険公団では、出産年齢の高齢化が進む中で、先天異常の割合が増えてきているとみています。