韓国では、マダニが媒介する新しいウイルス感染症「SFTS=重症熱性血小板減少症候群」の感染で新たに2人の死亡が確認され、これまでに6人が感染して4人が死亡しています。
疾病管理本部が3日発表したところによりますと、SFTS感染が疑わしい4人について、血液検査を行なった結果、いずれもSFTSに感染していることが確認されたということです。
この4人のうち、2人はすでに死亡していて、2人は病院で治療を受けています。
これでSFTS感染で死亡した人は4人となったほか、感染が確認された人は、済州島で3人、東部の江原道で2人、南東部の慶尚南道で1人の合わせて6人となりました。
疾病管理本部では、「韓国でのSFTS感染はまだ初期段階で、感染が確認された地域が偏っているが、時間の経過とともに全国に感染が拡大する恐れもある」として注意を呼びかけています。