韓国でも禁煙運動が広がりを見せているなかで、韓国空軍はすべての部隊に来月1日からの禁煙令を出し、とくにニコチン反応がある場合には飛行訓練への参加を認めないことになりました。
これは空軍参謀総長の指示によるもので、空軍は来月1日からすべての部隊を禁煙区域に指定するとともに、ニコチン検査で陽性反応が出たパイロットには飛行訓練への参加を認めず、事実上、喫煙者をパイロットとして選抜しないことになりました。
韓国の陸海空軍で、すべての部隊を禁煙区域に指定するのは空軍が初めてです。
今回の空軍の方針については、喫煙派からは異論も出ていて、空軍の関係者は、それぞれの部隊長判断で、建物から50メートル以上離れた屋外に喫煙所を設けることは可能だとしています。