世界最大の高炉が韓国の大手鉄鋼メーカー、ポスコの光陽製鉄所で完成し、7日午前、火入れ式が行われました。
火入れ式は、ポスコの社員ら6000人あまりが出席して行なわれ、第1高炉の改修作業が完成して、容量が世界で最も大きな6000立方メートルの高炉に生まれ変わったことを祝いました。
容量6000立方メートルの高炉は、年間の粗鋼生産量が中型自動車565万台に相当する565万トンになるということです。
ポスコの関係者は、「第1高炉の年間粗鋼生産量は、改修前に比べて58%増えることが見込まれる。規模だけでなく、生産性と効率の面でも世界一を目指したい」と話しています。