就業、結婚、帰化などにより、韓国に定住する外国人が150万人を超え、いわゆる多文化社会に向かって加速化しています。
法務部が10日に発表したところによりますと、韓国に定住している外国人は9日まで150万1761人と初めて150万人を超え、国民100人に対して3人が外国人となっています。
外国人の定住者は、2000年代に入ってから持続的に増え始め、2003年に67万8000人だったものが、2007年には100万人を超えて、10年で倍に増えたことになります。
国籍別に見ますと、中国が50%と最も多く、アメリカ9%、ベトナム8%、日本、フィリピン、タイがそれぞれ3%、そのほか、ウズベキスタン、インドネシア、モンゴルの順でした。
定住者のなかには、就労者だけでなく、韓国人と結婚した外国人も増え、2009年では12万5000人あまりでしたが、年々増えて、2012年には14万8000人あまりにまで増えています。
専門家の間からは、韓国は多文化社会に向かって加速化していて、外国人と調和しながら持続可能な成長を目指す方向で政策を進める必要があると指摘しています。