この夏の電力不足が懸念されているなかで、ソウル市は7月と8月に、日中の地下鉄の運行間隔をさらに1分程度広げる節電ダイヤを導入することになりました。
それによりますと、来月1日から8月31日までの期間、午前10時から午後5時までの時間帯で、すべての路線で運行間隔をさらに1分程度広げるということです。
これによって、ソウルの地下鉄は、1日の平均運行回数が1050回から919回と12.5%減るほか、電力消費が多い時間帯に1万1500キロワットの電力が節約できるとしています。
また、ソウル市は、26度以上となっている冷房温度の規定を守らなかったり、冷房をつけて戸を開放したまま営業したりする店舗については、来月以降取締りを強化し、違反した回数によって50万~300万ウォン、およそ4万~26万円の罰金を科し、節電を推進することにしています。