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韓半島

再会果たせず死亡の離散家族 年間2000人

Write: 2013-06-13 13:46:31Update: 2013-06-13 15:51:52

再会果たせず死亡の離散家族 年間2000人

韓国では、北韓にいる家族との再会を果たせないまま死亡する離散家族が年間2000人に上り、南北離散家族の再会事業を早期に再開すべきだと指摘する報告書が示されました。
現代経済研究所がまとめた報告書によりますと、北韓の離散家族との再会を求めて、1988年からこれまでに統一部の離散家族情報統合センターに登録した人は、12万9000人となっていて、このうちの43%がすでに死亡しているということです。
また、離散家族の死亡者は年間およそ3800人に上り、このうち、離れ離れになった家族に再会できないまま死亡する人が年間2000人に上っています。
生存している離散家族は全員が50歳以上のうえ、70代以上が全体の80%以上を占めていて、報告書は、離散家族が生涯一度でも離れ離れになった家族に会えるようにするためには、再会規模を毎年7000人以上に増やすとともに、中断されたままの離散家族再会事業を早期に再開する必要があると指摘しています。
1985年に始まった離散家族の再会事業は、去年までにおよそ4400件が実現して、2万2000人が家族との再会を果たしていますが、2008年と2011年以降は南北関係が悪化した影響で、1度も実施されていません。

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