ソウルは、今朝からどんよりとした曇り空で、午後からは雨も降り始める見込みで、気象庁は韓国の中部地方が平年より1週間ほど早く梅雨に入ったと発表しました。
週明け17日の韓国は、朝から中部地方を中心に雨となり、これからあさって19日にかけては多いところで100ミリ前後のまとまった雨になるおそれがあり、気象庁は、中部地方が梅雨に入ったと発表しました。
今年の中部地方の梅雨入りは平年より1週間ほど早くなっています。
気象庁によりますと、今年は南太平洋高気圧が平年に比べて勢力を拡張していて、中国北部上空の冷たい空気とぶつかり、例年ですと南部から北上する梅雨前線が中部で先に活動し始め、例年とは逆の梅雨入りになったということです。
梅雨前線は今週半ばまで韓半島にとどまり、後半には小康状態に入る見通しです。
中部地方の梅雨明けは、平年より1週間ほど早い7月半ばなる見込みです。