中国が北韓と共同で進めている鴨緑江(アプロッカン)下流の黄金坪(ファングムピョン)経済特区について、中国は、北韓に対する圧力を強めながらも、開発を加速化させているもようです。
これは、アメリカの北韓専門ウェブサイト「38ノース」が17日、商業用衛星が撮影した写真を分析した結果として、明らかにしたものです。
そのなかで、「38ノース」は、最近撮影した衛星写真を分析した結果、黄金坪の入り口に税関の建物やセキュリティ設備、管理室などが建設され、道路舗装や電力網の整備がかなり進んでいることがわかったということで、黄金坪経済特区は2〜3年後には稼働に向けた準備を終えると予想しています。
また、去年12月の北韓による長距離ミサイル発射を受けた国連安保理の制裁について、「中国が支持を表明したあとも開発作業が続いていた」と指摘し、中国は北韓に対して非核化を促しながらも、経済的な支援を続けているものとみられるとしています。
黄金坪経済特区の開発は、2010年3月の哨戒艦沈没事件を受けて、韓国政府が人道支援を含めた北韓とのすべての交流と協力を断絶する5.24措置をとったことから、北韓が経済開発に向けた突破口を見出すために進めている大規模なプロジェクトの一つになっています。