先月27日にラオスから北韓に強制送還された脱北青少年9人が平壌で座談会に参加し、ほかの脱北者の渡航先などについて証言したもようです。
これは、北韓の朝鮮中央通信が20日伝えたもので、ラオスから5月下旬に北韓に送還された脱北青少年9人による座談会が20日に平壌で開かれたということです。
また、朝鮮中央通信は、この9人について、「南朝鮮かいらいの拉致行為で、南朝鮮に連れて行かれそうになった青少年」と紹介していて、氏名や年齢も伝えています。
座談会に出席した9人は、韓国人牧師によって中国からラオスに渡り、この韓国人牧師が、アメリカの支援団体「北韓自由連合」のスーザン・ショルティ代表の協力を得て、2011年9月に別の脱北青少年3人を韓国入りさせたほか、去年9月にはさらに4人をアメリカに入国させたと証言したと伝えています。