今月12日にソウルで開かれる予定だった南北当局会談が、首席代表の「格」をめぐって南北が折り合わなかったために直前になって中止になったことについて、北韓の申善虎(シン・ソンホ)国連大使は、韓国時間の22日に
ニューヨークで行った記者会見の後、韓国特派員に対して「特定の人を名指しして対話に出ろというのは、話にならない」と述べました。
このなかで申善虎国連大使は、南北対話再開の見通しについて、「われわれは、2国間対話であれ、多者間対話であれ、あらゆる対話に応じる用意がある。しかし、韓国側が特定の人の指定にこだわる状況では対話再開は困難ではないか」として難色を示し、韓国側に対して前提条件を撤回するよう求めました。