アメリカのオバマ大統領は、北韓はアメリカにとって特別な脅威になっているとして、北韓に対する経済制裁をさらに1年間延長する方針を明らかにしました。
オバマ大統領は22日、アメリカ連邦議会に送った書簡で「北韓は、アメリカにとって特別な脅威になっている」として、北韓への経済制裁を来年6月末までにさらに1年間延長する方針を明らかにしました。
このなかでオバマ大統領は、「北韓は、兵器として使用可能な核物質を持ち、これを他国に拡散させる危険性もあることから、アメリカの安全保障、外交政策、経済にとって特別な脅威になっている」と指摘しました。
北韓に対する制裁措置は、アメリカの安全保障を脅かす特定の国に対して大統領が経済制裁を実行できる「国際緊急事態経済権限法」にもとづくもので、大統領が1年ごとに行政命令を延長しなければ制裁措置はその時点で効力を失う仕組みになっています。
アメリカは、北韓が2008年6月に核開発計画を申告し核計画の検証方法についてアメリカと合意するなど一部の非核化措置をとったことから、その年の10月に北韓をテロ支援国家の指定から解除しましたが、資産凍結など経済面での制裁措置はその後も継続して取り続けています。