北韓の核問題を協議する6か国協議の再開に向けて話し合うため、北韓の金桂寛(キム・ゲグァン)第1外務次官が来月4日にロシアを訪れるもようです。
これは、ロシアのインタファクス通信が、ロシア外交部の話として28日伝えたものです。
それによりますと、金桂寛第1外務次官はロシア滞在中、ロシア外務省のチトフ第1次官やモルグロフ次官らと会談するということで、6か国協議の再開にむけた意見交換をおこなうということです。
金桂寛第1外務次官は今月中旬には中国を訪問し、中国外務省の張業遂筆頭次官らと会談していて、北韓としては、核問題について対話を通した平和的解決に向けて、中国が議長を務める6か国協議を含むあらゆる形態の対話を歓迎する」と述べ、対話への強い意欲を示していました。
6日国協議の再開にあたっては、アメリカと韓国、日本が北韓の非核化に向けた具体的な行動を求めている中、北韓は中国やロシアに対して、6か国協議の無条件での再開を求める動きを活発化させています。