ミサイル開発を続けて発射を繰り返す北韓は先月26日、韓半島東部の東の海、東海沿岸部から北東方向の海上に向けて、短距離ミサイルとみられる飛翔体4発を発射していたことがわかりました。
これは、政府消息筋が1日、明らかにしたものです。
それによりますと、北韓は先月26日午後、韓半島の東部沿岸部の元山(ウォンサン)市付近から、北東方向の海上に向けて短距離ミサイルの300ミリの新型放射砲とみられる飛翔体4発を発射したということです。この消息筋は、「ことし5月に3日連続で発射した6発の飛翔体と同じ300ミリの新型放射砲とみられ、試験発射と思われる」と話しています。
また、北韓が開発している300ミリ新型放射砲の射程距離について、この消息筋は、「最大で200キロと推定されるが、今回は5月の発射の際の150キロより短い100キロ程度だったことから、まだ実戦配備の段階には来ていないもようだ」と話しています。