韓国に出入国する韓国人と外国人のうち、20代が占める割合が最も多くなっていることがわかりました。
統計庁のまとめによりますと、韓国での滞在日数が90日以上の韓国人と外国人の出入国者数を示す「国際移動者」は去年127万9000人となっていて、前の年より5万3000人増えています。
これを年代別にみますと、20代が48万2000人で全体の38%を占め、2000年以来、12年ぶりに最も多くなりました。
また、20代について出入国別にみますと、入国者が26万2000人で前の年とほぼ同じ水準でしたが、出国者が22万人で1万1000人増えました。
統計庁では、外国人労働者や韓国人と結婚する外国人が増えて、国際移動者が増加する傾向にあり、特に20代の出国者が増えたことについて、留学や語学研修などで出国する若年層が増えているためと話しています。