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中国旅客機事故は「機長の操縦ミス」か

Write: 2002-11-26 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

今年4月15日、韓国のプサン市郊外で墜落し乗客乗員120人以上が死亡した中国国際航空のB-767型機の事故は、機長の操縦ミスが主な原因であるという中間の調査結果がまとまりました。韓国の航空事故調査委員会が25日明らかにした中間報告によりますと、事故機は、金海空港へ旋回しながら着陸しようとして墜落したが、その過程で数回に亘って副機長から高度を下げ過ぎているという警告を受けたにも関らずこれを無視していたことが確認されました。また墜落した旅客機は、事故当日気象悪化のため旋回着陸が禁止された機種の「デルタ級」だったにも関らず、機長は管制塔との交信で旋回着陸可能な「チャリ級」と述べたことが確認され、さらに調査が必要だとしています。航空事故調査委員会は、公聴会に参加した中国民航総局やアメリカ国家輸送安全委員会、ボーイング社、中国国際航空公社らの意見と証人の供述も参考にして、来年6月末、最終的な報告書をまとめる計画です。

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