韓国では4日、日本脳炎を媒介する蚊が一定の割合いを超えたとして、全国に日本脳炎警報を発表して、警戒するよう呼びかけています。
日本脳炎警報は、韓国内38か所の調査地域で採集した蚊の中から、日本脳炎を媒介する蚊が50%以上確認された場合に発表するもので、今月1日から3日まで韓国南部の釜山(プサン)で採集した蚊の中から、日本脳炎を媒介する蚊の割合が64%だったということです。
今年の脳炎警報は、1997年以降最も早いもので、気候変動によって気温が上昇し、日本脳炎を媒介する蚊の繁殖時期が早まったためとみられます。