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韓半島

金剛山観光・離散家族の再会  北韓が協議を提案

Write: 2013-07-10 21:27:30Update: 2013-07-12 15:36:07

北韓は、現在、中断している北韓の景勝地、金剛山観光の再開や、南北離散家族の再会に向けて南北実務者協議を開くことを、10日、板門店の連絡官を通じて提案してきました。
韓国統一部の報道官が10日夜、明らかにしたところによりますと、北韓は、4月から操業が停止している北韓の開城工業団地の正常化に向けた実務者レベルの南北協議とは別に、中断している北韓の金剛山観光事業の再開や、南北離散家族の再会に向けた、南北実務者協議の開催を提案してきたということです。
南北協議の日時や場所について、北韓は、金剛山観光は来週17日に金剛山で、離散家族の再会は19日に金剛山か開城での開催を提案してきたもようです。
これについて韓国統一部は、離散家族問題の解決が急を要することから人道主義にもとづいて、南北の赤十字による実務者接触を受け入れる方針を示し、会談場所は板門店の韓国側施設の「平和の家」で行うことを修正提案しました。
しかし統一部は、2008年の韓国人観光客銃撃事件のあと、中断したままになっている北韓の金剛山観光事業については、現在、進められている開城工業団地の正常化に向けた実務者協議に集中することが先決だとする考えを伝えたということです。
1985年に始まった離散家族の再会事業は、金大中政権時代の2000年8月から定期的に行われ、これまでにおよそ4400件の再会が実現して、2万2000人の離散家族が再会を果たしています。しかし李明博政権に入ってからは2009年9月と2010年10月の2回行われただけで、2010年11月に起きた北韓による延坪(ヨンピョン)島砲撃事件のあと中断したままになっています。

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