韓国戦争ぼっ発記念日のことし6月25日、韓国の大統領府をはじめ、与党セヌリ党、一部の新聞社などのコンピューターシステムに障害が起きた事件で、官民軍による合同調査チームは、16日、北韓の仕業と推定されるとする中間調査結果を発表しました。
先月25日午前9時半ごろ、大統領府青瓦台のホームページが何者かに改ざんされたのに続いて、地方紙の毎日新聞や大邱(テグ)日報の記事作成システムに障害が発生したほか、午前11時半ごろには与党セヌリ党のホームページが接続できなくなるなど、合わせて69か所で被害がありました。このため官民軍による合同調査チームが、悪性コードなどを分析した結果、ことし3月20日、KBSなどの放送局や銀行でコンピューターシステムが一斉にダウンした大規模なサイバー攻撃と同じ手口と判断されました。
このため政府は、6月のシステム障害も、3月のサイバーテロと同じように北韓の仕業と推定されるという見方を強めています。