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社会

‘DMZ’の面積 60年間で43%減少

Write: 2013-07-24 14:55:32Update: 2013-07-24 17:07:36

‘DMZ’の面積 60年間で43%減少

韓半島を南北に2分する軍事境界線を境にして幅2キロメートルずつ設けた、DMZ=非武装地帯の面積について、韓国の環境保護団体は衛星写真などの分析から、休戦協定を締結して60年間に43%も縮小していることを明らかにしました。
DMZ=非武装地帯は、1953年に結ばれた韓国戦争の休戦協定で北緯38度線付近に定められた、東西248キロにおよぶ軍事境界線を境に、南北に幅2キロずつ、計4キロに設定されているものです。
このDMZ=非武装地帯の面積について、韓国の環境保護団体「緑の連合」は、24日、2006年から7年間にわたって衛星写真や現場調査で得たデータなどを分析し、その結果を発表しました。
それによりますと、DMZの延べ面積は、休戦協定を締結した1953年当時は992平方キロメートルだったものが、今では570平方キロメートルにまで減っていて、60年間に43%も縮小し、場所によっては南北間の距離がわずか700メートルに過ぎない区間もあるということです。
これについて、緑の連合は、南北ともに「推進鉄柵」と名づけて、双方の陣地を非武装地帯に広げていく戦術が取られたことが非武装地帯の面積が減った主な原因だと話していて、非武装地帯の自然生態系の保護の面からも適切な管理を求めています。

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