日本人観光客が大幅に減っていることなどから、今年に入ってからの韓国の観光収支は、17億8700万ドル、およそ1750億円の赤字となっています。
韓国銀行が30日に発表したところによりますと、今年上半期に韓国を出国したのは、およそ723万人で、逆に韓国を訪れた外国人訪問客は553万人あまりとなっています。
また、今年上半期の観光収支は17億8700万ドル、およそ1750億円の赤字となっていて、去年上半期に比べて6倍以上に増えています。
また、出国した韓国人が訪問先の外国で使ったお金は84億2000万ドルで、去年上半期に比べて13％増えた一方、外国人訪問客が韓国で使ったお金は66億3300万ドルと7.5％減っています。
観光収支が悪化したのは、日本人観光客が去年上半期よりおよそ134万人、26％減ったことが大きく作用したものと見られています。