国際赤十字社連盟は、集中豪雨で被害を受けた北韓住民のために、32万ドルの特別予算を編成しました。
アメリカのボイス・オブ・アメリカが2日、伝えたところによりますと、国際赤十字社連盟は、集中豪雨で被害を受けた北韓住民5000世帯、およそ2万人を支援するため、緊急基金から予算を割り当てたということです。この予算は被害がもっとも深刻な西部の平安南北道と黄海北道の住民を対象に、仮設住宅の建設や飲み水、炊事道具などを提供する方針です。
北韓では、この夏、大雨による洪水や山崩れなどで大きな被害が発生しており、最近の大雨では死者不明46人が出ていて、慢性的な食糧不足がいっそう深刻化することが避けられないものとみられています。