中国から済州島を訪れる観光客が、今年は去年に比べて大幅に増え、7か月あまりで100万人を超えたことがわかりました。
済州島観光協会のまとめによりますと、ことしに入って7月4日までに、中国から済州島を訪れた観光客は100万人あまりで、去年より3か月以上も早く100万人を超えました。
中国からの観光客は、夏に入って急激に増え、1日平均1万人と、7月の1か月間で31万を越えました。
中国からの観光客が増えたのは、直行便やクルーズ便など、済州島へのアクセスがよくなったことに加えて、済州島がユネスコの世界自然遺産への登録や世界ジオパーク、生物圏保存地域などに指定されるなど、世界的に知られてきていることなどが挙げられています。
済州島観光協会は、ことしに入ってからの外国人観光客がおよそ130万にのぼっていることから、ことしの目標としている200万人は達成できるとみています。