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韓半島

北韓 ウラン濃縮能力倍増か 

Write: 2013-08-08 11:15:54Update: 2013-08-09 13:57:36

北韓のウラン濃縮施設がこの半年間に2倍以上に拡張され、兵器用のウランを製造した場合、年に核兵器2個分のウランを生産できるとの見方が示されました。
これは、シンクタンクの科学国際安全保障研究所が7日、衛星写真を分析して明らかにしたものです。
このなかで、科学国際安全保障研究所は、「北韓が3月にウラン濃縮工場と5メガワットの黒鉛減速炉を含めた寧辺(ヨンビョン)のすべての核施設を再整備・再稼動すると発表したあと、ウラン濃縮用の遠心分離機が設置された建物の規模が2倍以上に拡大した」と指摘しています。
また、この研究所では、「北韓が2010年に2000基の遠心分離機を保有していたことを考えると、現在は、理論的に4000基の遠心分離機を確保し、濃縮ウランの製造能力も2倍になったと推定される」と指摘し、寧辺で生産できる兵器用ウランは、これまでの2倍にあたる年間16~68キロとなり、核兵器を年に2つ製造できる水準になったと指摘しています。
さらに、北韓が遠心分離機を利用して兵器用のウランを生産しているのか、寧辺が唯一の遠心分離機施設なのかは不透明だとしながらも、北韓は去年から十分な規模の兵器用のウランを生産した可能性がある」と分析しています。
寧辺では新たな建物が建設中で、この研究所では、実験用軽水炉のための燃料生産と関連があるとの見方を示しました。 

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