韓国では9日、南部を中心に猛暑日が続き、電力需要が一気に高まり、今年2回目となる電力警報「関心」が発表されました。
韓国の電力受給状況を監視している電力取引所によりますと、9日午後1時40分、予備電力が一時350万キロワットを下回り、節電への意識を高めるための電力警報のうち、下から2番目の「関心」を発表しました。
電力警報は、準備、関心、注意、警戒、深刻の5段階に分けられ、韓国では、ことし入って20回電力警報が出されましたが、準備の段階より上の下から2番目となる「関心」が出されたのは、6月4日に続いて2回目です。
一方、梅雨明けとともに、各地とも30度を超える真夏日が続き、南部では35度を超える猛暑日が続いて、熱中症で治療を受けた人が大幅に増えています。
6月初めから今月7日までに熱中症で治療を受けた人は611人で、このうち、8月入ってからは158人を占めています。