北韓住民がビザ無しで渡航できる国は、2010年以降毎年増え続け、ことし7月末で41か国に増えたことがわかりました。
これは、アメリカの自由アジア放送が10日、イギリスの国際法律事務所の調査結果を引用して伝えたものです。
それによりますと、世界199か国を対象にビザなし渡航について調査したところ、北韓住民がビザ無しで入国できる国は、2010年は36か国だったものが、2011年は37か国、2012年は39か国、そして今年は7月末現在で41か国となっています。
北韓住民がビザ無しで渡航できるのは、シンガポール、マレーシア、カンボジア、モンゴル、マカオ、ネパール、エジプト、ウガンダ、タンザニアなどアジアやアフリカの国々が3分の2以上を占めています。
一方、韓国は166か国にビザ無し渡航ができるようになっています。