韓国海軍が建造を進めていた1800トン級潜水艦が南部慶尚南道巨濟市の造船所で完成し、13日、進水式が行われました。
進水した潜水艦は、韓国の独立運動家、金佐鎮(キム・ジャジン)将軍にちなんで「金佐鎮艦」と名づけられ、全長65メートルあまり、最高速度20ノットで燃料を補給せずにハワイまで往復でき、標的を精密に攻撃できる新型の巡航ミサイルを発射できるということです。
進水式には、朴槿恵大統領をはじめ、国防長官、海軍参謀総長らが出席し、朴大統領はあいさつのなかで、「韓国の海洋主権を脅かすいかなる試みも決して容認しない」と述べました。
大統領の発言は、韓国の西の海、西海の軍事境界線である北方境界線や、独島を守る強い意思を強調したものとみられます。
大統領が軍艦の進水式に直接出席したのはこれが初めてです。