東京電力福島第1原子力発電所で放射能に汚染された地下水が海に流出している問題で、韓国原子力安全委員会は、韓国への影響はこれまで確認されていないとする見解を示しました。
韓国原子力安全委員会では、福島第1原発の放射能汚染水の海への流出が明らかになった以降、 全国122の無人自動監視網による環境放射線の測定値について調べたところ、平常どおりの数値を維持しているということです。
また、大気浮遊塵や雨水について、全国14か所ある測定所で、人工放射性物質は検出されなかったということです。
韓国原子力安全委員会では、今後、対応措置が必要となれば、環境放射能を測定する周期を短縮するなど監視活動を強化するとしています。