韓国初の観測用レーダーシステムを搭載し、地表と海洋を観測する衛星「アリラン5号」が、22日深夜、ロシア南西部のオレンブルク州の発射場から打ち上げられます。
「アリラン5号」は、天候の影響を受けずに夜間でも地球を観測することができるレーダーシステムを搭載した高解像度の地球観測衛星で、打ち上げから5年間、550キロの上空から地球を観測することになっています。
「アリラン5号」は、韓国航空宇宙研究院や大韓航空など6つの機関と組織がおよそ2400億ウォン、220億円をかけて開発したもので、レーダーシステムは外国との共同開発ですが、それ以外はすべて韓国が独自に開発したものです。
「アリラン5号」が打ち上げられれば、韓半島上空の監視体制をさらに強化できると関係者は期待しています。