韓国光州（クァンジュ）広域市で開かれる国連の青少年スポーツ教育プログラム「ユース・リーダーシップ・プログラム（YLP）」に、北韓から3人が参加することになりました。
国連の「ユース・リーダーシップ・プログラム（YLP）」は、2015年に光州市で開催される夏季ユニバーシアード大会の組織委員会と、国連の下部組織が共同で開催するもので、2回目の今年から3年連続して光州で開かれることになっています。
今年のプログラムは、8月22日から来月3日まで、光州市の湖南（ホナム）大学で開かれる予定で、北韓は、これまでに青少年3人と引率者1人の合わせて4人を参加させると通知してきたということで、アジア19か国から34人が参加することになりました。
プログラムでは、紛争地域や開発途上国の青少年を将来のスポーツリーダーに育てることを目的に、テコンドー・サッカー・水泳・卓球などのスポーツ、リーダーシップ理論などを学ぶことになっています。
開催都市、光州市の姜市長は、「北韓の青少年の参加が南北関係の改善の重要なきっかけになると期待する。2015年夏季ユニバーシアード大会で南北統一チームをつくるための意味ある第一歩を踏み出した」と話しています。