燃料費の値上がりや運転手の待遇改善に対応するため、ソウル市内のタクシーの初乗り料金が早ければ来月にも値上げされることになりました。
これは、ソウル市が22日に明らかにしたもので、タクシー料金が引き上げられるのは2009年6月に13%引き上げられて以来およそ4年ぶりとなります。
ソウルの初乗り料金は、現在2400ウォン、およそ220円で、釜山(プサン)や光州(クァンジュ)など、ソウルと首都圏を除くほとんどの地域の初乗り料金が2800ウォンとなっていることから、2800~3000ウォン程度、およそ250円から270円に引き上げられる見通しです。
ソウル市は、市議会での承認を経て、値上げ幅を最終的に確定し、早ければ来月、遅くても10月中には値上げしたいとしています。
バスと地下鉄料金は、去年初めにそれぞれ150ウォンずつ値上げされていて、今年は据え置かれます。