開城工業団地の正常化に向けて、韓国企業による生産設備の点検と補修作業が本格的に始まりました。
開城工業団地の正常化については、今月14日に開催された南北実務協議で合意したのを受けて、操業再開に向けた準備が始まっていますが、韓国企業関係者537人が26日、開城工業団地に入り、団地内の工場の生産設備の点検と補修など、工場の再稼動に向けた本格的な作業を始めました。
今回の作業では、韓国企業の要請に基づいて、北韓の労働者も加わっているということです。
韓国企業関係者によりますと、大部分の企業が一部であっても今週中には再稼動に向けた準備が終わる見通しで、来月から操業を再開できるよう南北当局に要請する計画だということです。
韓国企業関係者は今月30日まで毎日団地に入り、再開に向けた準備作業を進めることにしています。