北韓北西部の東倉里(トンチャンリ)にあるミサイル発射場では、多くの工事が進められていることがわかりました。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学北韓研究所「38ノース」は、北韓が去年12月に弾道ミサイルを発射した平安(ピョンアン)北道鉄山(チョルサン)郡東倉里(トンチャンリ)の発射場について、8月25日に撮影した衛星写真をもとに分析しました。
それによりますと、「すでにあった発射台の工事や、新しいものとみられる発射台のほか、道路や兵士が宿泊する建物の建設が進んでいる」としています。
これらの工事はことし中ごろに始まったということで、北韓研究所「38ノース」は、「これらの工事のため、今後、半年間に発射実験が行われることはまずないとみられる」としています。