地域ごとに事業者が異なり、全国の鉄道や高速道路などでは使えない韓国の交通カードが、ことし11月から一部全国の交通機関で使える共通の交通カードとして発売されることになりました。
この全国共通の交通カードは、国土交通部が3日、全国の道をはじめ、韓国鉄道公社、韓国道路公社、バス事業者との間で協約を結んで、全国の鉄道、高速道路、地下鉄、市内バスで共通して使えるようにするプリペイドカードで、11月から発売されます。
このうち、市外バスと高速バスについては、カードの読み取り機の設置が終わる来年の下半期からになるほか、鉄道や地下鉄駅、空港にある公営駐車場の料金の支払いも来年からできるようになるということです。また、フェリーやタクシーなども全国共通の交通カードが使えるようにすることになっています。