2007年の大統領選挙の際、財閥グループなどからおよそ7億5000万ウォン、6800万円を受け取り、政治資金法違反や収賄などの疑いで収監されていた李明博前大統領の実兄、李相得氏が9日、1年2か月の刑期が過ぎて釈放されました。
李相得氏は、セヌリ党の前議員で、2007年の大統領選挙の際、財閥グループなどからおよそ7億5000万ウォンを受け取り、政治資金法違反や収賄などの疑いで、懲役1年2か月、追徴金4億5800万ウォン、4200万円を言い渡され、ソウル拘置所で収監されていました。
李相得さんは最高裁判所にあたる大法院に上告していて、まだ確定判決は出ていませんが、二審の刑期が過ぎたことから、釈放されたものです。
李相得氏は、収監中に肺炎などが悪化していて、当分は病院で療養するということです。