9月9日に第65回建国記念日を迎えた北韓に対して、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が金正恩第1書記宛てに祝電を送ったことがわかりました。
これは、北韓の朝鮮中央通信が9日伝えたもので、このうち、中国の習近平国家主席は祝電の中で、「経済と社会の発展に新たな成果を収めることを願う」と伝え、「伝統的な親善協力関係を継続的に強化し、地域の平和と安定に積極的に寄与していく」としたうえで、「両国間の親善は貴重な財産だ」と強調したということです。
さらに、中国の全国人民代表大会常務委員会の張徳江委員長と李克強総理は、北韓の金永南最高人民会議常任委員長と朴奉珠内閣総理にそれぞれ祝電を送り、両国の協力関係を強調したということです。
一方、ロシアのプーチン大統領は、祝電の中で、「両国の多様な分野の関係を発展させ、韓半島と北東アジア地域の平和と安定に寄与していきたい」として、両国の関係をさらに拡大する姿勢を示したということです。