北韓から帰国したアメリカの元プロバスケットボール選手、デニス・ロッドマン氏は、来年1月の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の誕生日に合わせて、バスケットボールの交流試合を2回にわたって北韓で行う計画を明らかにしました。
これは、ロッドマン氏が9日、ニューヨークで記者会見して明らかにしたものです。
このなかで、ロッドマン氏は、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の誕生日である来年1月8日と、その2日後の10日に、北韓で交流試合を行うとの計画だということです。
この交流試合について、ロッドマン氏は、金正恩第1書記との間で合意していて、出場選手を選抜するために、12月に再び北韓を訪れることになっているということです。
また、ロッドマン氏は、金正恩第1書記から、2016年のブラジルオリンピックに向けて、北韓代表チームの指導を頼まれたということです。
ロッドマン氏は今月3日、北韓に抑留中の韓国系アメリカ人の釈放を目指して、平壌(ピョンヤン)を訪れ、金第1書記に面会したあと、中国北京を経由して帰国していました。