北韓の平壌(ピョンヤン)で11日から始まる重量挙げアジアクラブ対抗選手権に出場するため、韓国の選手団が10日午前、平壌に向けて出発しました。
北韓を訪れるのは、大韓重量挙げ連盟に所属する7つのクラブチームの選手と役員、重量挙げ連盟の関係者ら41人で、10日午前9時半に北京に向けて出発し、午後2時ごろに高麗航空で平壌入りすることになっています。
韓国のトップクラスの選手団が北韓で試合を行うのは、2008年6月に行なわれた南北のテコンドー交流試合以来5年ぶりです。
今回の大会にあたって、北韓は、韓国選手団の安全を保証するとともに、韓国の国旗、太極旗の掲揚と、韓国国歌の演奏を初めて認めています。
重量挙げアジアクラブ対抗選手権は、オリンピックのメダリストなど、実力選手が参加する国際大会で、北韓は去年、ロンドンオリンピックで金メダル4つのうち3つを獲得して頭角を現し、今回の大会を誘致して開催することになったものです。