ロシア極東のハサンと北韓北東部の羅津を結ぶ鉄道が近く開通するもようです。
これは、ロシアの国営ラジオ「ロシアの声」が11日、ロシア政府の高官の発言を引用して伝えたものです。
それによりますと、ロシア鉄道公社が進めていたハサンと羅津間の工事が終了して、数日内に開通式が行われる見通しで、羅津港の第3埠頭で建設が進む専用の貨物ターミナルが完成すれば、国境鉄道と羅津港を活用した新たな輸出入のルートができるとして期待されています。
ハサンと羅津をつなぐ国境鉄道について、「ロシアの声」は、シベリア横断鉄道と韓半島縦断鉄道を連結するための事前の準備だと説明しています。