韓国と北韓の軍事境界線上にある板門店で、休戦協定以来初めてのクラッシックコンサートが来月1日に開かれることになりました。
これは、軍事境界線を監視する中立国監視委員会のスイス代表、ウルス・ケルブール陸軍小将が10日、韓国のメディアとのインタビューで明らかにしたものです。
それによりますと、このコンサートは、休戦60周年を記念して開くもので、10月1日10時から板門店の会議場で開かれます。
コンサートは、バイオリン、ピアノ、チェロによるアンサンブルが披露され、スイス、スウェーデン、ポーランドの韓国駐在大使ら60人あまりが招待されます。
板門店は韓国政府の管轄ではないことから、統一部による承認は不要で、国連と中立国監視委員会の承認をすでに受けているということです。