韓国戦争で生き別れとなったままの離散家族の再会事業が今月25日から始まるのを前に、韓国と北韓は13日午前、参加候補者が依頼した家族の生死確認結果について、軍事境界線上の板門店で交換しました。
これは、大韓赤十字社が13日明らかにしたもので、大韓赤十字社側では、北韓から安否確認を依頼された北韓側候補者200人のうち、149人の家族1700人あまりの生死を確認して北韓に伝えたということです。
残りの51人については、連絡がつかず、確認できなかったということです。
一方、韓国側が北韓に依頼していた候補者250人の家族の安否確認について、大韓赤十字社は、その結果を候補者に伝えるとともに、直系家族と高齢者を優先して韓国側から参加する100人を選定することにしています。
南北は今月16日、それぞれ100人の名前が記された最終候補者の名簿を交換し、今月25日から30日までの6日間、金剛山(クムガンサン)で離散家族の再開事業を行うことになっています。